ZILLION ARCHIVE ROOM(Yahooブログ移行版)

Yahooブログから流れてきたTVアニメ『赤い光弾ジリオン』非公式ファンサイトです。元々は放映30周年を記念する週刊ブログでしたがそのまま不定期で続いています。

令和のジリオンファン活動

ジリオンの公式上映会が行われた今年はファンにとって特別な年となったが、ファン活動も公式に劣らない盛り上がりを見せた年でもあった。 日本に留まらない、直近のファン活動をいくつかご紹介したい。

ZILLIONISM wn30thさん

booth.pm

昨年頒布開始された、ジリオン放映35周年記念同人誌。なんと100ページもの分厚さで、マンガ、イラスト、小説、ゲームにパズルと、内容も非常にバラエティに富んだアンソロジーとなっている。 wn30thさんはペンネームの通り、以前本サイトでも紹介したジリオン30周年同人誌「WN30th」も発行されており、その後登場した第二弾「のーざへいがあらわれた!」に続く第三弾となる。 大好評につき、最近2度目の再販がかかったので今からでも入手するすることが可能だ。 ちなみに不肖SiFi-TZKもアクション満載のテキストアドベンチャーゲームブック)及び、aiさん企画のマリス新聞に参加させていただいている。 2023年12月現在、BOOTHにて頒布中だ。

 

また、アンソロジー参加の以下の方々は個別にジリオン同人誌も発行されており、時ならぬジャンル活性化を大いに盛り上げてくれている。こちらも、ぜひともチェックいただきたい。

sky2020.booth.pm

lovezillion.booth.pm

 

ZILLIONIC NOTES aiさん

lovezillion.booth.pm

ZILLIONISMの表紙も手掛けられた美麗絵師aiさん主催のOVA歌姫夜曲35周年記念ライブイベントが今夏に行われており、その演奏を収録したCDが制作されている。出演は、リーダーのちょぱやまさん(ベース、ピアノ、ボーカル、編曲)、Roddyさん(ギター)、花ちゃんさん(ピアノ)、百合野。さん(ボーカル)で、改めてジリオンファンの方々の多才ぶりに驚かされる。

収録曲は以下の通り。

  • 嘆きのKIDS
  • ピュアストーン
  • バスタブの中で
  • マリスの曙
  • フリーディア
  • さよならの街角
  • 僕に翼を
  • Push!

CDはaiさん渾身のイラストを収録したミニ画集付きで、こちらもBOOTHにて頒布中。

 

オパオパアクキー kyanosさん

kyanos-182.booth.pm

近年のジリオンの盛り上がりに伴い、同人誌とともに増加しているのが同人グッズだ。 イベント合わせのグッズは現在は頒布していない物も多い中、こちらはイベント後も頒布を継続されており、遅れてきたファンにはとても嬉しい配慮ではなかろうか。

こちらはアクリル製のオパオパとニュージリオンのセットで、それぞれ分離して使うことも可能となっている。現在、BOOTHにて頒布中。

 

J.Jソフビ one'up/ビッグワンクラフト

bigonecraft.official.ec

こちらは正式なライセンス商品で、正確にはファン活動とは異なるがぜひとも紹介させていただきたい。

去年急遽登場したこちらは全高24cmにもなる大きなソフビ人形で、腕などが稼働しジリオンを構えることも可能。登場当初はタツノコのイベント合わせなのか西武の通販サイトからしか購入できなかったが、現在はビッグワンクラフトから直接購入することが可能だ。

とにかくこの大きさが最大のセールスポイントで、決して安い買い物ではないが、このサイズによる満足度は価格をはるかに上回るだろう。ぜひ実物を確認いただきたいところだ。ビッグワンクラフトさんによると、このJ.Jの売れ行き次第ではチャンプ、アップルも出るかも!?とのことなので期待して待ちたい。

 

ちなみに、今年発売予定だったアートストームのトライチャージャーは、残念ながら発売が1年も延期されてしまった。CM'sの悪夢を知る身としては、このままお蔵入りだけは避けてもらいたいところだ。

 

ゲーム『ZILLION Assault on Maris』 Simon Smoking/Michel Borges

moonkey.itch.io

海外からの参入もある。日本以外のジリオンファンがもっとも多いと思われる南米ブラジルから、Windows用のシューティングゲーム『ZILLION Assault on Maris』のプロトタイプが公開されている。

ゲームはジリオン放映当時のセガの家庭用ゲーム機マスターシステムに登場した『Assault City』(セガ・1990年※日本未発売)にジリオンのキャラクターを載せ替えたもので、当時風のドットで描かれたノーザたちが新鮮だ。

ちなみに今回調べたところ、筆者はこの『Assault City』の制作者の一人(猪ノ口幸治氏)と一緒にゲームを作っていたことがあったようだ。世間は狭い。

 

ブラウザゲームいろいろ SiFi-TZK

home.e00.itscom.net

不肖SiFi-TZKの作ったゲームもご紹介。ジャンプアクション2種、ガンシューティングアドベンチャーゲームをこれまで公開している。

超短編連作アドベンチャーゲームシリーズ「アンフォゲタブル・メモリーズ」は現在まだエピソードを追加中だが、こちらはリアルタイム性はないので、アクションが苦手なプレイヤーも楽しめるだろう。これらはすべてPCやスマホなどのブラウザ上でプレイ可能だ。

 

ジリオンファンサイト 百合野。さん、かんたさん

「令和に更新継続しているジリオンファンサイトだと!?」と言われがちな本サイトだが、実は本サイト以上にアツイファンサイトが存在するのでご紹介したい。

moon2.gmobb.jp

本サイトの書籍化などでお世話になりっぱなしの百合野。さんのサイト。各話イラスト付きの全話紹介は圧巻!

blog.livedoor.jp

こちらもなにかとお世話になってるかんたさんのよろずサイト。イラストありガレージキットありイベントレポあり、その行動力に脱帽。

 

じりおん屋 aiさん

最後に、「じりおん屋」が今月の冬コミにも出展されるのでご紹介。これまで紹介した同人誌やCDなどのグッズに、セクシーなアップルタペストリーなど新アイテムも追加した怒涛のラインナップが展開予定。玄人はだしのクォリティのフリーペーパーも頒布されるそうなので、買う予定のない方もぜひお立ち寄りいただきたい。SiFi-TZK作のジリオンかるたや同人誌も置いていただけるそうです。

 

来年以降もこの勢いが続くかはわからないが、当時の日本のファン層と、地球の裏側でこれまで接点のなかったブラジルのファン層とによるここまでのジリオンの盛り上がりは、公式も予想できなかったのではないだろうか。自分も可能な限り、このムーブメントに貢献していきたい。

 

次回は、懸案の「マリス原生生物図鑑」を展開予定。それでは良いお年を&引き続き良いジリオンライフを!